ブランドタグやラベル、RFID(ICタグ)の世界的な大手メーカー、米エイブリィ・デニソンが欧米各国でスポーツのファンビジネスを盛り上げている。球場やアリーナで好きな名前や番号を入れたユニフォームを作れるソリューションを核にした「EMBELEX」(エンベレックス)の導入を広げている。今後は日本のクラブやリーグとの連携も視野に、エイブリィ・デニソン・ジャパンが東京・浜松町のショールームにデモ機を設置した。
(藤川友樹)
エンベレックスは従来1枚作るのに30~50分ほど要したユニフォームのカスタマイズを、スクリーン搭載型の圧着機を用いることで所要時間を大幅に短縮した。経験の浅いスタッフでも安定した品質で仕上げられ、受け付け場所を複数設ければ試合当日の対応枚数も増やせる。オンデマンド生産のため在庫リスクも最小化できる。
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