米エイブリィ・デニソン、ユニフォームのカスタマイズでファンビジネス拡大

2025/12/22 06:29 更新有料会員限定NEW!


自分だけのユニフォームをその場で作れる(浜松町のショールームで)

 ブランドタグやラベル、RFID(ICタグ)の世界的な大手メーカー、米エイブリィ・デニソンが欧米各国でスポーツのファンビジネスを盛り上げている。球場やアリーナで好きな名前や番号を入れたユニフォームを作れるソリューションを核にした「EMBELEX」(エンベレックス)の導入を広げている。今後は日本のクラブやリーグとの連携も視野に、エイブリィ・デニソン・ジャパンが東京・浜松町のショールームにデモ機を設置した。

(藤川友樹)

 エンベレックスは従来1枚作るのに30~50分ほど要したユニフォームのカスタマイズを、スクリーン搭載型の圧着機を用いることで所要時間を大幅に短縮した。経験の浅いスタッフでも安定した品質で仕上げられ、受け付け場所を複数設ければ試合当日の対応枚数も増やせる。オンデマンド生産のため在庫リスクも最小化できる。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

無料体験をはじめる

無料体験をはじめる

※無料期間終了後、最低1カ月の有料購読契約が必要です。

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード有料会員限定



この記事に関連する記事