「キャスパージョン」ディレクター右田拓也さん 店舗販売員を主役に伸ばす

2024/10/18 12:30 更新有料会員限定NEW!


右田拓也さん

 EC販売が中心のDtoC(消費者直販)ブランドを約60運営し、成長中のアンティローザ。その中核を担うのが、メンズブランド「キャスパージョン」だ。アウターが1万円台の価格帯で、トレンドを押さえた服が手に入るとして、主に10~20代に人気がある。指揮を執るのはディレクターの右田拓也さん。学生時代からアルバイトとして同社で働いている生え抜きだ。時代の流れを読んだデジタル上の販促戦略により、着実に売り上げを伸ばしてきた。販売員による情報発信を強化し、現場が主役の組織作りにも注力している。

【関連記事】「キャスパージョン」に学ぶ、販売スタッフが主役のSNS運用

EC販促強化で成長加速

 ――入社の経緯は。

 キャスパージョンは「ハッピージョン」というアンティローザが運営する古着屋のオリジナルブランドで、自分はそこの顧客でした。大学生だった07年ごろ、大阪の店舗にバイトで入れてもらったのが始まりです。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定パーソンピックアップニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事