オグリオ(スロバキア・ブラティスラバ)は、アイウェア・メイクアップなどのバーチャル試着プラットフォームの機能を拡充、導入企業を広げている。23年にはロンドンオフィスで日本語サービスを始め、3月に眼鏡ブランド「ゾフ」と共同でバーチャルフィッティングサービスを始めた。
ゾフのオンラインショップでは導入初月に試着機能が30万回利用された。6月には米国のグダーアイウェアでのバーチャル試着サービスが始まった。
オグリオのバーチャル試着プラットフォームは、アイウェア、コンタクトレンズ、メイクアップ、ジュエリー、帽子、ウィッグなどのリアルな試着体験を提供する。商品は2Dの物撮り画像を使ってバーチャル化し3Dスキャンのため、実物の大量の輸送は不要。導入から設定まで全てリモートで完結できる。
自動ヘッド計測ツールや実店舗でのAR(拡張現実)バーチャル試着機能も提供する。最近では、インスタグラムと直接統合し、ソーシャルショッピング、アシストショッピングなど「友達と一緒に買い物」の機能も追加した。