水戸市の地域一番店アットワーク、地元客に愛され40年 街のにぎわい創出に貢献

2026/08/05 13:00 更新有料会員限定NEW!


ファッション感度の高い層から支持されるメンズ「ローリン」

 茨城県水戸市の地域一番店のセレクトショップ(ブランドのFC含め10店)を運営するアットワークは、地元や周辺地域のファッション好きに愛され続けてきた。コロナ下には本社屋上でのシネマ上映イベントを定期的に開催するなど中心街のにぎわい創出にも貢献している。40周年を迎える今年11月には創業者の杉浦時彦社長から経営をバトンタッチし、新たな一歩を踏み出す。同社からの独立組も市内でセレクトショップを運営するなどファッションカルチャーを次代につなぐ。

 水戸市は県庁所在地だが、人口は26万5000人超とつくば市に抜かれ、茨城県内で2位。ただ、中心街にはマンションが増え、市外や県外からの流入によって人口も増加している。

 コンパクトシティー化が進み、高齢者にも住みやすい街と評価される一方、食品スーパーの数が不足するなどの影響から郊外の大型商業施設に集客がシフトする傾向が強く、中心街は物販などの商業面では苦戦を強いられている。

百貨店内に新店

 アットワークはモードからストリート、アメカジなど様々なジャンルの路面型のセレクトショップを中心に、FCによるブランドの百貨店インショップなどメンズとレディスで10店を運営する水戸市の地域一番店だ。今年の春に市内唯一の百貨店である水戸京成百貨店にセレクトショップ「メゾンコロニー」を新規に開業した。フロア内でもエスカレーター前の好立地で売り場面積は約70平方メートル。百貨店内の新店をきっかけに今までリーチできていなかった客層を開拓し、路面店に送客する狙いもあるという。

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