台湾のブリーズ南山アトレ 日本のテナントと新たな連携施策

2020/10/08 06:26 更新


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 アトレの海外1号店で、台湾・台北市に19年1月に開業したブリーズ南山アトレは「他施設にはない独自性を発揮する」(伊藤浩平ブリーズ・アトレホールディング総経理)ため、日本のファッションテナントと新たな連携施策を開始した。9月下旬には台湾の商業施設では初めての日本のセレクトショップの合同セールを実施、期間中に新たな顧客サービスも行い、成果を上げた。今後も「テナントと一緒になって、〝買う理由〟作りを強化し、顧客を拡大する」方針だ。

 合同セールはアーバンリサーチ、ビームス、ユナイテッドアローズ、マッシュグループの7ブランドが参加、9月24~28日に館内の特設会場で実施した。24~25日はアトレが入るビル内や隣接するオフィスビルのワーカーを中心としたVIP限定とし、新たなサービスとして台湾の大手バス会社と組み、日本人居住者も多い天母と行き来する無料バスを運行した。期間中は参加ショップが呼んだVIPやブリーズのアプリ会員、SNSやウェブ広告を見た一般客を中心ににぎわい、「売り上げは好調だった」。

 9月のアトレ全体の売り上げは「セールでそれまでのマイナスを取り返し、前年並みを確保できた」という。 

 台湾で日本のファッションブランドを集積した商業施設はアトレ以外にあまりない。「台湾のお客に支持されるには単に安さだけではない〝買う理由〟作りが重要。それにはアトレにしかできない仕掛けをする必要がある」とし、合同セールを企画した。当初は今年2月に実施する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期。「コロナ禍で外国人観光客が減少し、平日の売り上げが落ちているなかで、底上げする」ため、9月下旬の実施にした。大手セレクトショップと2週間に1度のペースで実施しているミーティングを軸に「ショップとのコミュニケーションを重ね、一体となって次の仕掛けを考えてきた」結果、生まれた企画でもある。「出店したテナントからも好評だった」という。

 次回の合同セールは、来年2月に実施する予定。会場の規模を今回の約396平方メートルから拡大し、アトレに出店していないブランドを含めて参加ショップを増やす方針だ。バス会社と連携したサービスも「ブラッシュアップする」。合同セール以外の施策も強化する。

 現在の店舗数は約50店。店舗を入れ替えて活性化する。来春までに大型店4店を導入、台湾のECサイト「MITCH」のリアル店、台湾茶店と日本企業の2店を入れる。

セールは好調で9月の売り上げに貢献した

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