アソシエ 生地見本から製品イメージ 映像映すシステム販売

2020/10/20 06:27 更新


生地見本から製品のイメージを映し出す

 紳士服地、婦人服販売のアソシエ(大阪市)はテーラーなどを対象に、生地見本の製品イメージを専用モニターに映し出すシステム「CMOS」(クモス)の販売を始める。生地見本だけでは仕立て上がりのイメージが湧かないといった声があることに対応するもので、紳士服地の販売増につなげたいとしている。

 クモスはアビンメンバーズジャパン(東京)のシステムで、選択した生地のバーコードに読み取り機をかざすと、モニターに全身像が映る。ジャケット、スラックスで別々の生地も選択でき、ジャケスラもイメージしやすい。合わせるシャツ、ネクタイも色柄を変えられる。

 21年春夏用として「イノセンシア」「アンジェリコ」「カノニコ」「コメロ」「チャールズクレイトン」「ドーメル」「ロロピアーナ」など、アソシエが扱う生地を登録する。

 モニターの大きさは43~70インチ。初期費用は18万円から。販路はテーラーのほか、オーダーを扱うセレクトショップチェーンなど。来年2月ごろに納入する。今月末~来月中旬にかけ、東京、大阪、名古屋で商品説明会を設定し、11月11日にはZoomでも開く。



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