アシックスはこのほど、投資子会社のアシックス・ベンチャーズが米国での成長が期待できるアーリーステージのスタートアップ企業へ投資するベンチャーファンド、ドリーマーズ・ファンドに有限責任のリミテッドパートナーとして出資した。
同ファンドへの出資を通して米西海岸でも革新的な製品、技術、サービスに関する情報を収集し、グループとの連携により価値創造が期待できるスタートアップ企業を発掘する。
同ファンドは18年にプロサッカー選手の本田圭佑氏が経営する会社と米国の俳優ウィル・スミス氏が保有する投資会社が共同で立ち上げた。有力スタートアップ企業への投資実績を持つメンバーで構成され、企業との間で強固なネットワークを構築している。「日本と米国の懸け橋になる」をミッションに掲げ、日本企業への情報提供に加え、企業同士の引き合わせやサポートを行っている。
アシックス・ベンチャーズでは、これまでに国内外のスタートアップ企業10社に出資し、新たな事業開発を推進している。