旭化成 繊維事業の衣料・生活関連でカーボンフットプリント開示へ

2023/06/21 07:58 更新有料会員限定


 旭化成は繊維事業の衣料・生活関連で今期(24年3月期)、サステイナブル(持続可能な)を強化し、下期から製品別のカーボンフットプリント(CFP)開示を進める。キュプラ「ベンベルグ」は火災の影響から7、8割水準まで生産を戻し、スパンデックス「ロイカ」は収益改善を背景に能力拡大を検討する。

(中村恵生)

【関連記事】旭化成「ベンベルグ」24年春夏 2年ぶりに展示会 環境認証や加工で新たな付加価値

 繊維の衣料・生活関連は22年度からライフイノベーション事業本部の管轄となり、同事業本部のコンフォートライフドメインにくくる。22年度、ベンベルグは4月に火災が発生し、一時供給がストップした。火災の影響を除くと「需要そのものはきわめて堅調」(芳賀伸一郎上席執行役員ライフイノベーション事業本部コンフォートライフ事業担当)だった。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ランキング形式のデータブック
プレゼントキャンペーン実施中!

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

会員の方はこちらからログイン

関連キーワードサステイナブル電子版購読者限定



この記事に関連する記事