子供から大人サイズまでを展開するファッションブランド「アーチ&ライン」(アーチ、東京)は、6年ぶりに仏パリの子供服見本市「プレイタイム」に出展した。コロナ禍を機に環境配慮型ブランドに転換し、24年9月に国際認証「Bコーポレーション」(Bコープ)を取得。いち早くデジタル製品パスポート(DPP)の導入も始めた。世界からバイヤーが訪れる見本市で反応を探った。
DPPは、26年秋冬物の一部商品から試験的に運用し始めた。アップデーター(東京)の「タドリチェーン」を使用する。例えば、オーガニックコットンとリサイクルナイロン素材を使ったリバーシブルブルゾンは、QRコードを読み込むと、原材料、生地、縫製の生産地国や、原料調達から糸染め、生地染め、生地生産、縫製、検品のサプライチェーンのトレーサビリティー(履歴管理)、二酸化炭素排出量など細かな情報を知ることができる。

プレイタイムでは、Bコープ認証やDPPの実装で「手応えを感じた」と小池直人社長。欧州、北米、アジア、中東と幅広く新規客が獲得できた。グローバルブランドとしての成長を目指し、6月のプレイタイムにも出展する予定だ。
