アパレル副資材企業が中国およびASEAN(東南アジア諸国連合)での開発・供給力に磨きをかけている。重点は衣類生産のASEANシフトに伴う副資材の現地調達ニーズへの対応だ。一方の中国は依然として内需の大きな潜在力への期待が持たれ、日本ブランドや小売業が内販に力を入れるなか、副資材企業はその物作りを支援し続けている。
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ベトナム 開発や検品機能強化
ASEANシフトの大きな受け皿となっているベトナム。島田商事によると、副資材の現地(ベトナム)調達を求める顧客は多い。その要望に対応してきた結果、扱う商品の95%は現地調達が可能となった。引き続き仕入れ先および仕入れ商品の拡充、品質の向上を目指す。
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