青山商事「洋服の青山」のツイッターによる販促策が実を結んでいる。形態安定加工を施したシャツ「ノンアイロンマックス」を対象にしたキャンペーンで、フォロワーは毎月約4000人ずつ増加。一般的にはツイッターで〝バズって〟も、その後の販売増につながらないケースは多いが、キャンペーン実施週の売上高は、前週比で平均30%増。投稿内容の細かな修正や運用の改善が奏功し、エンゲージメントの高い客を育成できているのが背景だ。
(永松浩介)
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着用で良さ分かる
同社は複数のSNSのアカウントを保有・運用しているが、同じ内容を投稿していた。それでは効果も見えにくいため、新規顧客の獲得を目的とした実験にツイッターの活用を決めた。