青山商事は、インスタグラムのフォロワーと一緒につくる共創企画「みんなの声でつくろうプロジェクト」から生まれた商品の販売を開始する。企画したのは女性向けのブラウスとニットの2アイテムで、第1弾としてブラウスを8月5日から「洋服の青山オンラインストア」で先行販売する。
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今回のプロジェクトは今春スタートした。洋服の青山公式インスタグラムのレディスアカウントで配信するインスタライブの中で、フォロワーにアンケートやヒアリングを実施。リアルタイムで意見をもらいながら商品サンプルの作成・修正を重ね、理想の仕事服を目指してフォロワーの人たちと一緒に商品化した。
完成したブラウスは、フロント部や袖口部にパイピングを施したデザインが特徴。生地とパイピングの配色は要望が最も多かったピンクとブラウンをベースに組み合わせ、「くすみピンク生地にモカのパイピング」と「モカ生地にくすみピンクのパイピング」と、雰囲気の異なる2種類を用意した。生地には光沢のあるなめらかな風合いのベネシャンを使用。袖丈の長さや胸元の開き具合などは、ライブの中で上がった声を反映して仕事服として最適なデザインにした。アンケート結果などを踏まえ、税込み3190円というチャレンジ価格で販売する。
ブラウスに次いで8月26日に発売予定のニットについても、こだわりのディテールや様々なスタイリングをオンラインストア内の特設ページで紹介している。SNSのライブ配信を活用した今回のプロジェクトは、フォロワーの人たちと一緒に商品企画する同社の新たな取り組みとして今後も継続していく。