ネット広告やマーケティングを手掛けるエニーマインドグループ(東京、十河宏輔社長)が支援するDtoC(メーカー直販)ブランドが続々と立ち上がっている。19年10月に支援事業を始めてから現在40ブランドにまで達しており、今年はさらに10ブランドほどリリースする予定。本業であるネットマーケティングに物作り機能を加えた独自の立ち位置で、拡大するDtoC市場での成長を見込む。
(永松浩介)
16年にシンガポールで創業した同社は13市場で17カ所に拠点を持つ。売上高は19年65億円、20年110億円、21年度もさらなる拡大を見通す。成長をけん引している要因の一つがDtoC事業だ。インフルエンサー及びSNSによるマーケティングを実施する中で、インフルエンサーに物販を掛け合わせるビジネスに可能性を感じ、事業の立ち上げに至った。