イオンモールは30年に向けたビジョンとして「イオンモールは、地域共創業へ。」を掲げている。23年の新たなフォーマットの開発含め、事業を再定義、地域にフォーカスしながらポストコロナでの成長を目指す。
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新施設に手応え
――コロナ禍が鎮静化して期待はもっと大きかったのでは。
コロナ禍からのリオープンという視点で見れば、増収増益は当たり前で、満足できるところに届いていません。解き放たれた消費者に対して思い切りやったところと静かにしていて受け皿になりきれなかったところの差がはっきりしてしまいました。一方で例えば立地や規模、さらには競合関係といった統一的に分析できる要因は見当たりません。見方を小さくして対応する必要を強く感じました。地域に求められていることがやれているか、やれていないかでした。
――23年は「イオンモール」の名称ではない新施設の開業が相次いだ。
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