セレクトショップのアデライデとアディッション・アデライデは12月12日、リニューアルオープンした。アデライデは31周年、アディッション・アデライデは20周年を迎えた。
南青山のアデライデは、1階を改装し、三つのコーナーを新設した。グリーンのガラス張りのコーナーは、ナチュラルコスメやフレグランスなどが充実する「ライフスタイル・セルフラブズ」。植物や伝統を重視した商品で心と体を満たしてもらいたいという提案だ。日本初のブランドも多い。
家具のコーナー「ホームメゾンアデライデ」も目を引く。店名の由来となった仏ルイ15世の娘マダムアデライードは、家具や絵画の収集家だった。彼女の部屋をイメージして、ミッドセンチュリーのジョルジ・ザルツパンの希少なテーブルや椅子、さまざまな作家のガラス作品や陶器、ラグ、テーブルウェアを揃えた。
ウェアはパンデミック後のライフスタイルの変化に合わせてオフスタイルを強化。両店でコーナーを新設した。ロンドン発のゴルフブランド「マナーズ・ゴルフ」などが揃う。
スペシャルプロジェクトとして、バレンシアガのキャンペーンビジュアルなどを手掛けるクリエイティブスタジオのOmo Incによるシンボルデザインと新設コーナーのロゴを発表した。それらをプリントしたトートバッグを限定販売する。