アダストリア新プロジェクト、日本の技術×デザイナー

2017/03/02 18:17 更新


 アダストリアは、日本の優れた技術と注目デザイナーの協業により、世界に誇れる日本発のオリジナル製品を開発するプロジェクト「FOH.(フォードット)」を立ち上げる。秋のショップオープンとともに本格スタートする。

 フォードットでは、「誰が考え、どこのどんな技術を使い、どんな過程を経て商品を作り上げてきたのか」というストーリーの詰まった製品を開発する。技術面では、吊り編みの東紀繊維、ニットの佐藤繊維、ダウンのザンターと組む。デザイナーは、「アナログライティング」の山本威史、「ファクトタム」の有働幸司、「マーカ」の石川俊介、「ユウミアリア」の鈴木ゆうみ。

 同社では、技術を持ったデザイナーやパタンナーを育て、今後の繊維業界に貢献することを目的に、16年9月にR&D室を設立している。今回のプロジェクトに携わる沼倉聡R&D室長は、「お客様や若手クリエイターへ、新たな体験価値を提供することにチャレンジしていく」とコメントしている。



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