「商業施設や地域の人と協力して店頭の販売員が健康的に働ける環境を整え、持続可能な社会を築きたい」。そう語るのはアダストリアの福田三千男会長兼社長だ。サステイナビリティー(持続可能性)への意識が世界で高まり、健康的な働き方は次世代への鍵になると考える。SCの営業時間の延長などを背景に「販売員の安心安全な労働環境に課題がある」なか、その改善の一歩として5月に新静岡セノバ(静岡市、静鉄プロパティマネジメント運営)と働き方改革に着手する。
(関麻生衣)
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「人口の減少に歯止めがかからないが、アパレル業界を魅力的な業界に変えていかなければ、人手不足がさらに深刻化する」。福田会長は、そう警鐘を鳴らす。長期的な視点で安心して働ける環境作りが今、企業に問われているという。
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