そごう・西武、米投資ファンドに売却 百貨店継続と雇用維持が焦点へ

2023/09/04 08:00 更新有料会員限定


臨時休業した西武池袋本店前で抗議するストライキ中の労組組合員

 セブン&アイ・ホールディングスは、子会社のそごう・西武を米投資ファンド、フォートレス・インベストメント・グループに売却した。売却額は当初、約2500億円で合意していたが、新株主にそごう・西武の「事業の継続、雇用の維持」を今後の事業計画に織り込んでもらうために、300億円減額した。さらに、そごう・西武に対する貸付金1656億円のうち916億円を放棄した。セブン&アイは本業のコンビニ事業に経営資源を集中する。

(松浦治)

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迷走する売却

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