ゲオホールディングス(名古屋市、遠藤結蔵社長)は、循環型社会の形成や消費者の嗜好(しこう)の変化によるリユース需要の高まりに加え、国内外のリユースショップ「セカンドストリート」の積極的な出店などにより、今期(25年3月期)は売上高4360億円(前期比0.5%増)を計画する。
(森田雄也)
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セカンドストリートは国内では総合リユース店に加え、都心型店舗および買い取り専門店など60店を出す。前期末で国内838店となり、今期は898店まで増やし、29年3月期までに1000店体制を目指す。
同時に店舗業務の標準化・簡易化によるオペレーション力の向上、在庫状況に合わせた機動的な売り場変更と重点買い取りの実施、店舗人時分析と人件費の適切なコントロールなどで店舗の収益性を高める。