繊研新聞社が選ぶ21年春夏の百貨店バイヤーズ賞メンズ部門で、ベストセラー賞やグッドパートナー賞など20ブランドが決定した。
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30店(複数店舗を運営する百貨店で、本部による一括回答だった場合は1として換算)のバイヤーなどメンズ担当者から、延べ243ブランドのノミネートがあった。昨年の春夏賞はコロナ禍による百貨店の休業などもあり、賞の選定を中止。20年度から受賞ブランドの部門やカテゴリーを大幅刷新し、今春夏もアンケート調査を再開した。
メンズ市場全般はコロナ禍の影響で引き続き厳しい状況だった。ただ、ラグジュアリーやゴルフ分野、家ナカ需要などは健闘した。トラッドテイストのカジュアルウェアブランドも若い世代に支持を広げて堅調だった。
20年度に新設したポップアップ賞や、キラリ賞などでは新進ブランドの活躍が目立った。