20年春夏デザイナーコレクション・トレンドファイル【テーマ①】シンプル、ピュアネス

2019/11/06 06:29 更新有料会員限定


 20年春夏デザイナーコレクションは、装飾を重ねたエレガンスから一転、シンプルなスタイルが一大トレンドとなった。

 白や生成りのシンプルなドレス、ワンカラーで統一したすっきりとしたスタイリングなど、色柄を抑え、ディテールをそぎ落としたクリーンなスタイルが広がった。白くて艶やかなコットンやパールが醸し出す、静けさや純粋さも欠かせない要素になっている。

【関連記事】リアルクローズのディレクター&デザイナー「私たちが考える20年春夏」

 20年春夏は3、4年かけて複雑になった色柄ミックスのトレンドが、その反動からぐっとシンプルに振れたシーズンだ。

 それを象徴しているのが「グッチ」の変化。レトロな色柄のレイヤードを得意としてきたアレッサンドロ・ミケーレが、無地のスタイルを多く提案した。ワンカラーのストレートドレスや、細身のセーターとタイトスカートの組み合わせ。ショーの冒頭にはイメージルックとして、生成り一色のワークアイテムをずらりと並べた。

グッチ
ロエベ
スポーツマックス
3.1フィリップ・リム

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ランキング形式のデータブック
プレゼントキャンペーン実施中!

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事