【20年春・新卒採用】採用難で長期化 計画未達で2年分並行

2019/12/04 06:29 更新有料会員限定


 20年春の新卒採用はますます売り手市場が強まっている。ファッションビジネス業界では計画数に未達の企業が多く、現在も採用が続いている。一方で、21年卒のプレ採用活動を夏ごろから始める動きも一般化し、2年分の採用を並行する企業が増える傾向だ。

(河邑陽子)

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 ファッション専門の人材総合企業、MORIパーソネル・クリエイツによると、20年春の採用活動についてのアンケート(10月集計、有効回答30社)で、20年卒の採用数は「総合職が増加」が30%強(19年卒は40%弱)、「減少」が45%(15%)。「販売職は増加」が15%(40%強)、「減少」が65%(10%強)。ともに採用計画数は前年並みだったが、届かない企業が多く、特に販売職は大幅に減少した。「専門職は増加」が10%弱(35%弱)、「減少」65%強(15%)で、デザイナーやパタンナーの採用意欲も落ちている。

■企業により明暗辞退率も高まる

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