19春夏パリコレ テーラード、リゾート、スポーツmix

2018/10/05 06:30 更新


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 【パリ=小笠原拓郎、青木規子】19年春夏パリ・コレクションには、ソフトでフェミニンなテーラードスタイルが広がっている。優しいパステルトーンのパンツスーツや、ドレスに重ねるスリーブレスジャケット。芯やパッドを入れない軽やかな仕立てのジャケットも多い。海を着想源にしたリゾートスタイルも目立つ。数年前に広がったエフォートレスとはひと味違って、強くてフェミニンなスタイル。スポーツミックスは前シーズンよりも、量感が収まってシックになっている。

(写真=大原広和)

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リック・オウエンス


屋外にやぐらのような三角のオブジェを置いて、その回りをモデルが歩く。襟が飛び出したトップは、肩回りを拘束しながら布が揺れる。オブジェのようなヘッドピースに三角の形にカットワークしたドレスなど、やぐらのような三角フォルムがポイントになる。フィナーレにはそのオブジェが火に包まれた。

バルマン


 白と黒、ベージュにブルー。いつものギラギラの装飾は控えめに。その分、80年代を背景にした造形のフォルムが充実した。スクエアショルダーのコートにコクーンのようなラウンドショルダーのトップ、折り紙パーツのような立体のディテールも多い。クラック加工のセットアップで構築的なラインを強調した。

セドリック・シャルリエ


 レザーにプリントしたボタニカル柄とミケランジェロの彫刻のような柄。アイコン的なこの柄をトップやスカート、ドレスにのせていく。たっぷりのギャザーを身頃に取ったボリュームのシャツドレス、大きなチェックをスパイラルに体に巻き付けたようなドレスも目立つ。ジップディテールがアクセント。

ジャンバティスタ・ヴァリ


 60年代や70年代のエッセンスを取り入れたドレスとスーツを揃えた。フレアパンツのジャケットスーツやミニドレスにはリップ柄。ノスタルジックな花柄のミニドレスは、ウェディングドレスのようにトレーンをひく。上品なドレスもスーツも、フェザーを飾ったトングサンダルで気楽に着流すのが今季流。

シクラス


 テーラードをリラックス感のあるスタイルに落とし込む。ボックスシルエットのパンツスーツは優しいパステルピンク。ノーカラーのブラウスやシフォンのドレスは、スリーブレスジャケットと合わせてきりっとした雰囲気に。シャツドレスはマキシ丈が多い。大人の女性のスマートな日常着が揃った。

レオナール


 空や大地の色が際立つ。青空と花畑をプリントしたジャンプスーツに、アフリカンなマルチストライプのシャツドレス。カーゴパンツやパッチポケット付きのベストなど、ワークアイテムを鮮やかな色で彩っていく。スカーフを巻きつけて作るブラトップやホールターネックドレスなどリゾート調も提案した。

アニエスベー


 人民服からサファリ、スポーツまで勢揃い。リゾートスタイルはレトロな雰囲気に仕上げた。プルオーバーとショートパンツのセットアップは、エメラルドブルーのレース仕立て。縞模様のミニドレスはキャップでカジュアルに、ビキニはマルチストライプのガウンを合わせてエレガントに仕上げた。

シャッツィ・チェン


 ランウェーにはマージャンのパイの模様。そこから着想したファンタジックなストーリーをモノトーンのドレスに描いていく。登場するのはウサギやツル、ザクロの木。チャイナカラーのミニドレスやブルゾンがキャンバスになった。レースのドレスやミニジャケットに、ロゴやワークディテールがアクセント。

アクリス


 会場の中心には、U磁石を模した巨大なオブジェ。それと同様に硬質で幾何学的な建造物の柄を、軽やかなシフォンのドレスやコートにプリントした。春夏特有の優しい色柄と違って、モノトーンのモダンなスタイルが新しい。パーカやジャンプスーツを組み合わせたテーラードスタイルも目立った。


続きは本日の繊研新聞・電子版で


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