ボンポワン18-19年秋冬 絵画のようにカラフル

2018/02/01 11:00 更新


 仏「ボンポワン」が、アーティスティックディレクター、クリスティーヌ・イナモラートによる18~19年秋冬のショーを開催した。

 ジャンミシェル・バスキアの絵画から飛び出したようなカラフルなスクールファッションは、9月の新学期から着想した。タータンチェックのクラシカルなアイテムにグラフィカルなトレーナーやロゴを付けたスタジャン。バスキアのシンボルである王冠を描いたスプラッシュペイントのスニーカーを合わせた。クラッシュストロベリーやヘーゼルナッツのワードローブは、現代画家エリザベス・ペイトンの色彩感覚を取り入れた。

 クチュールラインは、小さなプリンセスを思わせる淡いパステルカラーのレースチュールのドレスと、ヘーゼルナッツの襟付きフェイクファーケープ。男の子はエレガントなスタイルにちょっとロックなテイストを加えた。

 フィナーレではガブリエール・フォーレが作曲した「シシリエンヌ」をフルートで吹く少女が現れ、コレクションを幻想的な雰囲気で包んだ。(パリ=松井孝予通信員)




この記事に関連する記事