ピックアップニュース

《編集委員がお答えします》染色加工料金はなぜ上がらない

2023/07/12

 読者から「原糸メーカーの値上げは続くにもかかわらず、染色加工場の加工賃改定が進まない理由は」との質問を頂きました。繊維業界の長い歴史が生んだ構造問題が影響しているようです。この問いに藤浦修一特別編集委員がお答えし...

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販売員に縫製技術 店頭サービスを強化、新スキルで人材定着を促す

2023/07/12

 自社の販売員に縫製技術を習得させる動きが広がっている。店頭で簡単な修理や裾直しに対応できるようにし、顧客の満足度を高める狙いだ。販売員の「多能工化」により、リアル店の価値が高まると同時に、接客以外のスキル向上を会...



ワークマン社外取締役に就いた濱屋理沙(サリー)さん

2023/07/12

 6月29日開催の株主総会を経て、社外取締役に就任した。 社外取締役には自ら手を挙げた。ブログからユーチューブに活動の幅を広げ、ワークマンアンバサダーとして経験を積み重ねるなか、商品開発や店作りの面で「ワークマンに...



《聖地消費 「ラブライブ!」の街、静岡・沼津㊤》写真館の旗振りに共感の輪

2023/07/11

 アニメや映画の舞台を巡る〝聖地巡礼〟が盛り上がっている。一般的には〝コト消費〟が目立つが、ファッション需要の盛り上がりも注目されるのが、静岡県沼津市だ。テレビアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の聖地として、商...



売り上げが昨秋冬以降コロナ前水準を上回る エストネーションが好調のわけ

2023/07/11

 サザビーリーグのエストネーションが好調だ。コロナ禍を機に、高感度層をターゲットにした商売を改めて徹底したことが実った。仕入れブランドの品揃えを拡充し、オリジナル商品も価格を上げつつ、付加価値を高めた。売り上げは、...



良品計画、第3四半期の収益性を改善 国内事業で値上げ効果 信頼できる商品を開発・販売

2023/07/11

 良品計画の業績が好転している。第3四半期(3~5月)は春夏商品の値上げ効果で、国内事業が増益に転じた。海外事業も主力の中国が復調し、全市場が増収増益だった。22年9月~23年5月の総利益率45.8%を24年8月期...



フランスの暴動 小売業に甚大な被害

2023/07/11

 【パリ=松井孝予通信員】パリ郊外で6月27日に起こった警官による17歳の北アフリカ系少年射殺をきっかけに起きた暴動の被害について、仏政府は、1000を超える商店が強奪や破壊の被害にあったと報告した。各地で約5日間...



《店頭で生かせる!素材3分レッスン 23~24年秋冬》ビンテージ加工 着古したような色や風合いを表現

2023/07/11

 この数シーズンのトレンドを踏襲する傾向が続くなか、ベーシックなアイテムを新しく見せたり、売り場での訴求力を高めるのに、素材の果たす役割はますます大きくなっている。今シーズンこそ身に着けておきたい、素材の基礎知識を...



服飾系専門学校に聞く ウチの期待の星

2023/07/10

 服飾系専門学校には、専門分野に特化した教育内容にひかれ、目的意識の高い学生が集まっている。高校から服飾や美術を専攻した人、海外からの留学生、社会人経験者など多様な学生が、知識や技術の修得、課題の制作に励んでいる。...



《若手記者が行く》毛織物作りの魅力 ションヘル織機がかなえる夢

2023/07/10

 皆さん、ウール(毛織物)を着たことはありますか? 暖かい羊毛の織物として高級スーツやコートをまずイメージされるかもしれません。でも、きっと着たことがあるはずです。それは学生服。ウールは汚れにくく消臭性もあるので毎...