「ミキハウスゴールドレーベル 」 100万円超えの商品をなぜ販売できるのか

2024/12/09 06:29 更新有料会員限定


ラグジュアリーブランドを研究して店舗を作る(中国・成都IFS店)

 「ミキハウスゴールドレーベル 」(三起商行)が今秋発売した100万円超えの商品が話題だ。高級絨毛のビキューナとベビーカシミヤを使ったシリーズで、例えばベビー向けマントは110万円(税込み)。サイズアウトが免れない子供服での強気の価格設定に、SNSで驚きの声があがっている。なぜこの価格に踏み込めるのか。

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長い道のり

 日本人が海外のミキハウスの店舗を見ると驚くだろう。シンガポールのマリーナベイサンズや中国の上海IFCなどの高級モールでは、ラグジュアリーブランドと共にミキハウスの店が悠然と並ぶ。客は値札を見ず、高級素材の海島綿やシルクを使った肌着など、高品質なものに価値を感じ、惜しみなく対価を払う。「シンガポールやキプロスなど富裕層の多い国での売れ方が桁違い」と、木村皓一社長も自信を見せる。

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