「ズッカ」27年春夏 プロダクトと人間らしさの間を意識

2026/07/31 14:00 更新NEW!


 「ズッカ」(馬場賢吾)は7月28日、東京・草月会館の草月プラザで27年春夏のショーを単独で行った。イサムノグチの石庭を背景に、クラフトマンシップやアート要素を交えた男女の日常着を、コントラストの利いた配色で見せた。

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 ワークウェアをキーアイテムに、一つのスタイルにとどまらないズッカらしい多面性を軽やかに表現した。スタンドカラーのブルゾンは、肩の縫い目にボックスタックが入り、品のあるバルーンシルエットを描く。その下にはストライプ柄のシャツ、ドレープの映えるパンツ。着心地の良さを感じさせながら、フォーマル要素も差し込んできりりと引き締める。

ズッカ

 メンズのシャツ襟や袖にはコード刺繍の模様が入る。カルゼのジャケットを片腕に沿え、シティーカジュアルを大人の雰囲気で見せる。ショーの中盤には、植物のプリント柄が入ったオーガンディを2枚仕立てにしたシャツ、ノースリーブドレスを差し込む。空気をはらむシルエットに輪郭がずれたプリント柄が広がって、グラフィカルな立体感をリアルに感じさせた。

ズッカ
ズッカ

 テーマは「プロダクツ&クラフト」。建築家の考え方を発想源の一つに、「機能性、合理性、構築性を持ったプロダクトと、人間らしさの間を意識して取り組んだ」と馬場は話す。



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