有隣堂の大型複合店「ヒビヤセントラルマーケット」が順調 運営ノウハウが実る

2025/06/03 06:27 更新会員限定


ファッションは国内外の20~30ブランドを編集

 書店の有隣堂(横浜市、松信健太郎社長)が東京ミッドタウン日比谷で運営する飲食、衣料品、雑貨主力の大型複合店「ヒビヤセントラルマーケット」の売り上げが順調だ。コロナ禍後に売り上げが上昇し、今期(25年8月期)は4月までで前年同期比4%増で、「通期で約5%増の見込み」(北岡堅利MDマネージャー)だ。オープンから約7年が経ち、自社でのMDや運営ノウハウが積み上がり、居酒屋「一角」のほか、ファッションを中心とした物販が売り上げをけん引している。

(有井学)

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 同店は東京ミッドタウン日比谷の開業と同時に、18年3月に同館3階にオープンした。店舗面積は約782平方メートル。書籍の品揃えは全体の1%程度で、一角と衣料品、服飾・生活雑貨、眼鏡などの物販で各45%、残りを理容室、カフェなどで構成、全て社員が運営する。

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