《トップインタビュー2025》YKK社長 大谷裕明氏 人的資本経営を重点に

2025/02/12 14:00 更新有料会員限定


大谷裕明氏

 ――競争力が高まっている。

 中国内販、ベトナムやバングラデシュの加工輸出など、激戦国での受注の伸びが全体をけん引しています。中国経済が不動産不況から回復しきれていない中で、中国事業の今期のファスナー販売本数は過去最高となる見通しです。

 かつて弱点とされてきた価格競争力や柔軟な納期対応が他社と競い合えるまで改善し、これらの国では評価されるレベルにまで引き上げられています。コスト低減施策を積み上げ、顧客視点での納期管理を行うことで、多様化するニーズに迅速に応えられるようになってきました。

1社1社に向き合う

 ――先行きは不透明だが。

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