日常使いしやすい雑貨・小物も人気だ
声優・歌手の小林愛香さんがディレクターを務めるブランド「yipyip」（イップイップ）はこのほど、「アソビル」（横浜市）で期間限定店を開いた。同日、横浜市内で開催した小林さんのコンサートと連動した企画だ。
ブランドは19年のスタート。グッズとはまた違った魅力のユニセックスアパレルや雑貨で、ファンを中心に顧客を増やしてきた。主な販路は自社EC。
Tシャツやスウェットが主力だったが、24年からテーラードジャケット、ブルゾンなど、2万～2万5000円ほどのアウターを拡充したところ、トータルコーディネートで楽しみたいファンに受けた。アウターとTシャツの売り上げ構成比がほぼ同じになるなど、客単価も上がっている。
期間限定店は25年秋冬の新作を中心に揃えた。オープン1時間前の10時ごろから客が集まり、昼過ぎまで会計待ちの列が途切れなかった。コンサートに合わせて地方から訪れた〝遠征客〟も多かった。
引き続きコンサートやイベントの会場周辺での期間限定店を強化し、じかに商品に触れてもらう機会を増やしたい考えだ。
