繊維専門商社のヤギが、日本で韓国企業と共同でナイキストアの運営を始める。ヤギは20年1月、韓国のスポーツアパレル小売り企業ウィンウィン・スポーツ(イ・チョルスン社長)と合弁し、ウィンウィンYJV(東京、イ・チョルスン社長)を設立、事業を開始した。
ウィンウィンYJVはナイキジャパンのリテールパートナーとして、ナイキストアの運営管理、シューズ、アパレル、スポーツ用品の販売をする。同社が運営する1号店「ナイキ・バイ・コウベ」が12月15日、神戸市にオープンする。「デジタルとフィジカル(リアル)を合わせたナイキの体験を提供することのできる、ナイキメンバーのための最高のナイキストアを作っていく」という。
韓国のウィンウィン・スポーツは長年、韓国でナイキのリテールパートナーとして直営店を出すなど実績がある。日本ではヤギと組み、ナイキジャパンと連携しながら直営店を広げていくもようだ。