大阪・中崎町のショップ「ヴンダー」 他店にない多彩な顔ぶれのセレクトに支持

2023/08/23 10:59 更新


上質なアイテムを多彩に揃える

 大阪・中崎町にあるメンズセレクトショップ「ヴンダー」は、上品でドレッシーな着こなしの提案を強みにしている。そうしたスタイリングに合うブランドを多彩に揃え、独自の組み合わせを繰り出すことで、顧客の支持を集めている。

 品揃えで重視するのは、まず品質が高いかどうかだ。「上質だからこそ、ある程度ラフに着ても上品な見え方になる」と、佐藤誠代表は話す。

 同時に、自店だからこそ実現できる着こなしの提案も重視する。「ブランドを目当てに来る人はそのうち離れていってしまう」とし、様々なブランドを独自に組み合わせることで、店の魅力をアピールしている。

 主な扱いブランドは「ユーゲン」「ザ・リラクス」「マーティー&サンズ」のほか、23~24年秋冬がデビューシーズンの「ノノット」など。「それぞれのブランドの全てを扱うのではなく、ブランドらしさが出ている、ここで売りたいモノを中心にセレクトする」スタンスで、結果として多彩なブランドが揃っている。

 店舗はビルの2階にある。大きな窓から陽光が差し込み、洋服をじっくり楽しめる空間になっている。客層は20代後半~40代が中心で、特に30代が多い。関西圏だけでなく、中・四国、関東からも来店する人がいる。年間の平均客単価は3万5000円。

ゆったりした店内は多彩に揃う上質な服をじっくりと楽しめる

 15年2月にオープンしてから売り上げを着実に伸ばし続けている。コロナ下も多少影響はあったが、それまでに獲得してきた顧客の支えによって売り上げを落とさなかった。EC化率は3~4割。コロナ下を通じて徐々に上がった状況で、「以前ほどECに懐疑的ではなくなった」と言う。

 今後の目標は、「いつまでも〝自店らしさ〟をぶらさずに保ち続けること」だ。「例えば古着がはやっているからといって安易に手は出さないなど、店としてやらないモノを決めることも大切」と続ける。



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