紡績の繊維事業はシキボウを除いて苦戦した。シキボウはユニチカからの事業譲り受けなどの効果もあったが、増収分の大半は既存ビジネスで伸ばした。クラボウ、富士紡HD(ホールディングス)は主要分野の生地や製品の受注が低調だったことや、構造改革の影響もあった。今期は中東情勢の業績への影響が不透明だ。すでに原燃料高をはじめとする損益の下押し要因が顕在化し、価格改定に踏み切る動きもある。各社が力を入れてきた高付加価値商品の拡販と価格改定をいかにやり切るかが今期の大きなポイントになりそうだ。
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