“可愛い老眼鏡”で口コミ広がる「アンプラグド」 老いに対するイメージを変える

2026/05/22 11:30 更新NEW!


個性的なフレームを中心に30~40種類を揃える

 ファッション性のある老眼鏡を揃える「アンプラグド」(兵庫県尼崎市)は、独創的な眼鏡フレームが支持され、購買客の口コミで知名度が高まっている。百貨店での期間限定店を主販路とし、50歳前後を中心に顧客を増やしてきた。

 アンプラグドは、天然石を使ったハンドメイドの眼鏡ホルダーや3連のブレスレット、ネックレスにもなる「メガネビジュー」と名付けた眼鏡チェーンの販売から始まった。細々と老眼鏡の販売もしていたが、ディスプレー用に買い付けた派手なフレームへの問い合わせが多かったことを受け、19年から本格的に揃えるようになった。「可愛い老眼鏡」として打ち出したSNS広告がきっかけとなり、認知が一気に広まった。藤原由美代表は「老いに対する負のイメージを変えたかった」と話す。

 派手なデザインを得意とする海外のOEM(相手先ブランドによる生産)企業と取引している。フレームは30~40種類で、レパード柄やだまし絵風のスクエア、上辺に市松模様をあしらったハート型など個性豊かだ。度数は1~3.5に対応している。平均価格は税込み1万8000~2万6000円。

 ECも開設しているが、主販路は百貨店の限定店での対面販売とする。あべのハルカス近鉄本店など関西エリアを中心に月2回のペースで出店してきた。「眼鏡単体で見ると派手でも、全体で見るとバランスが取れることもある」との理由から、限定店では全身鏡も置いている。インスタグラムを活用し、購買客の着用画像を上げて顧客とのコミュニケーションを深めることや、どのようなブランドなのかを伝えることにも力を入れている。関西エリア以外での限定店の出店も積極的にしていきたい考え。



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