ワールドグループのワールドフランチャイズシステムズ(WFS)の「シューラルー」を軸にした地方郊外立地のFC事業が健闘している。20年度はコロナ禍で売上高は減少したものの、営業利益は前年比、予算比ともにクリアした。衣料品専門店や飲食店のFC加盟が広がっており、20年度も加盟社数・店舗数ともに増加している。21年度も15店の新規出店契約を見込み、売上高・営業利益ともに2ケタ増を計画している。
(吉田勧)
20年度営業益2ケタ増
20年度は、生活密着型の食品スーパー施設の店舗が前年実績を上回るなど、地方立地の店舗展開が多く、回復は早かったとみている。もっとも、施設休業などの影響を全体の35%程度の店舗が受けたため、売上高は前年比19.9%減。一方で、営業利益は13%増、予算比でも7%増となった。