《トップに聞く》ワークスタジオ代表取締役 原和広氏 廃棄衣類をボードに再生

2024/07/30 12:00 更新有料会員限定


原和広氏

 世界で年間約9200万トンともいわれる深刻な廃棄衣類と食品廃棄物を活用して、資源循環型繊維リサイクルボード「パネコ」を開発した。主にディスプレー什器や家具・インテリア資材として活用しており、建材や内装材などにも使える大型建築資材としての開発も進む。使用後も再びボードとしてリサイクルできる環境配慮型建材として認知を高めるとともに、サステイナブルな社会形成に取り組む。

(小川敬)

 もともとは家電量販店向けにディスプレー什器などを開発・製造販売していました。世界で大量に廃棄される衣類や食品を目の当たりにして、廃棄された衣類や食物残渣(ざんさ)から出る繊維を、デザインの視点から美しく再資源化できれば、少しでも地球環境問題や社会的な課題解決に役に立つだろうと思いました。

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