「ワークマンプラス」、秋から出店加速 PBは消費増税分据え置き

2019/08/07 06:30 更新


 作業服・作業用品主体の専門店チェーンのワークマンは、一般客向け高機能ウェアの新業態「ワークマンプラス」の出店を秋から加速する。既存店の部分改装による業態転換店を増やし、20年3月までの出店計画を従来の77から167に上方修正する。新業態の出店拡大による好業績を背景に、売上高の5割を占めるPBは10月からも消費増税分の価格を据え置き、値札の価格表示は税込み価格に一本化する。

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 ワークマンは、新業態の出店効果で一般客が急増した既存店が好調で、20年3月期第1四半期の売上高は前年同期比33%増と好調。ワークマンプラスは現在31店舗で好評なため、9月から既存店の全面改装でなく、プロ向けと一般客向けに分ける〝売り場分離改装〟型の出店を本格的に開始。首都圏を中心に来年3月までに90店で分離改装を行い、新業態の出店を増やす。

 大型モール内に出すアウトドアやスポーツウェアのPB主体の一般客向け新業態も今秋、一気に3店舗を出店する。9月13日にトレッサ横浜、10月3日にららぽーと沼津、10月下旬にテラスモール松戸に出店する。



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