「ブラームス」運営のワンダリズム 世田谷にセレクト店「エンドオンエンド」

2025/03/07 06:25 更新


2階のショールームはイベントスペースとしても活用する

 「ブラームス」「ブラームスルーツストック」を運営するワンダリズム(東京、村上圭吾社長)は3月10日、東京・世田谷にセレクトショップ「エンドオンエンド」をオープンする。〝相反するバランス〟をコンセプトに、新品や古着、ショップオリジナル商品などを揃える。

 1階がショップ、2階がショールーム、3階がオフィス、4階がアトリエという構成で、製造から販売までを完結できる拠点にした。

 1階では「コムデギャルソンシャツ」「ユーゲン」「エドワード・グリーン」などに加え、古着も販売する。ショップオリジナル商品は、バッグや靴下など雑貨が中心。香水はコンセプトに関連するキーワードをもとに調香を重ね、シグネチャーの香りを作った。

 2階のブラームスのショールームは通常非公開だが、イベントなどを積極的に開催する予定。ショップインショップの期間限定店、アーティストの展示、異業種との協業イベント、フリマなど。

■「ブラームス」「ブラームスルーツストック」デザイナー村上圭吾氏さんの話

 10代のころから店を開きたかった。デザイナーになる前に製造から販売までさまざまな仕事をした。その経験を通して、一つの拠点で物作りから販売まで完結できる場所を作りたいと思うようになった。相反するものの組み合わせに魅力を感じる。そのコンセプト通り、空間作りやセレクトに取り組んだ。周囲には服屋を含め、店が少ないが、エンドオンエンドに服を見に行きたいと思ってもらえる店にしたい。

圧迫感の無い広々した空間


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