ザラはどうして売れるのか?(柏木 均之)

2017/05/23 16:55 更新


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柏木です。

また、かなりのご無沙汰でのブログ更新です。お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、ブログをアップするのは、繊研新聞に載せる記事の宣伝をしようと思ったときがほとんどです。すみません。


☆    ☆    ☆


スペインに行ってきました。学生時代にある曲を聴いて以来、ずっとアンダルシアに憧れていたのですが、実際に訪れたのはスペイン北西部の港町、ア・コルーニャです。


雨が多い土地と聞いていましたが、滞在中は好天でした。


海に近く、メシも大変、旨かったです。


さて、スペインでは、インディテックスという会社について取材をしてきました。

インディテックスという会社は、日本でも良く知られている「ザラ」「ベルシュカ」「ザラホーム」などを生産、販売している、世界最大のファッション小売業です。


全社売上高は日本円換算で2兆8000億円を越えており、スウェーデンのH&Mがその規模でデッドヒートを繰り広げている会社であり、日本ではユニクロやジーユーを運営するファーストリテイリングが追いつき、追い抜こうとしている会社です。

業界紙記者をしていて、常々思うことがあるのですが、ファッションの商売はボラティリティ(不安定性、変動)がとても大きく、景気動向や天気の変化、ファッションの流行の3つの要素で、時々の消費者の気持ちを捉えないと成長できません。これは、規模が大きくなればなるほど言えることです。

去年、そのH&Mとファーストリテイリングは業績が芳しくありませんでした。売上高は両者とも伸びたのですが、トレンドや気候、価格戦略の読み違えから利益が落ちたのだと、分析しています。


一方、インディテックスは売上高を伸ばしただけでなく、利益も伸び、好業績を上げました。

3社とも売り上げ規模は1兆円を優に越え、全世界を相手に商売をしている会社なので、いま上げた、ファッションの商売を左右する3つの要素、景気、天気、トレンドの変化の影響という点では条件は同じだったと思うのですが、どうして、インディテックスだけが好業績を上げることが出来たのだろうか?


今回の取材では、できるだけ、その理由に迫ろうと試みました。インディテックスの強さの理由は何なのか。24日から繊研新聞で連載します

スペイン国内に1点集中している物流、欧州およびその周辺国での生産のプロキシミティ(近接)を指向する理由、客の声を個別の店舗の意見に基づいて売れる商品に買える仕組み、各市場でのコミュニケーションのやり口など、



インディテックスのビジネスの仕組みにまつわるニュースとしては、他紙では読めないレベルまで、しっかり報道いたします。


ご期待ください。

ご興味があって、繊研新聞をまだ購読していない、という方、これを機会にご購読をくださいますよう、お願いいたします。


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では、また。


かしわぎ・まさゆき 編集部記者。92年入社、大阪支社で商社など川上分野とアジアを長年取材。02年に東京本社転勤、現在、セレクトショップや外資系チェーン店などを担当。統計資料なども司るデータ番長

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