「ウェルホール」 グランフロント大阪に4店目

2019/05/20 06:26 更新


 子供服のF・O・インターナショナルは、SNS世代の親子に向けた業態「ウェルホール」を、グランフロント大阪ショップ&レストラン南館5階に開いた。4店目で都心部のファッションビルへの出店は初。

 売り場面積は約82平方メートル。「ライフスタイルにこだわりのある親が、価値観を子供と共有するための場所」として、子供向けの什器は多用せず、ハンガーラックもあえて高めに設定した。

 商品は、服はガールズブランド「オールオルン」5割、レディス・ガールズの「ミーンヌナ」(130~160センチ)3割、ユニセックスの「トラニカ」(90~150センチ)2割で構成する。雑貨は、パパ目線で作られた親子の機能性グッズ「パパパパーク」のほか、セレクトした約10社のブランドを揃える。全ブランドの中心価格帯はTシャツ1900~4900円、シャツ、トレーナー2900~4900円、ボトム、スカート2900~5900円など。

 ミーンヌナとトラニカは2月に発売した。ミーンヌナは、160センチをMサイズ表記としており、ママの着用が増えている。Sサイズの女性がきれいに着られるシルエットとして反応がいい。トラニカは機能的なパターンと上質な素材使いでファンをつかみつつある。いずれのブランドも専門店から仕入れの要望があり、卸販売もスタートする考えだ。

 ウェルホールは1号店を18年9月にららぽーと名古屋みなとアクルスに開き、グランツリー武蔵小杉(川崎市)、ららぽーとエキスポシティ(大阪府吹田市)に店舗を持つ。3年後までに、主要都市部を中心に20~30店を出す計画だ。ファッションビルや駅ビルでは売り場面積がコンパクトになるため、立地特性に合わせてブランドを切り出して構成することも想定する。

グランフロント大阪南館に開いた「ウェルホール」
機能的なパターンと上質な素材使いでファンをつかみつつある「トラニカ」


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