ウェブベース 照明・撮影機材の整った空間を無償提供

2022/04/01 06:26 更新


情報発信拠点としての環境が整う「ウェブロード」

 ファッション・アパレル業界に特化したシステムを開発・販売するソリューションプロバイダーのウェブベース(大阪府豊中市、中原達史社長兼CEO=最高経営責任者)は、新サービス「WEBROAD」(ウェブロード)を開始した。豊中市にある家具や照明・撮影機材などの整った床面積約68平方メートルの一室を無償で提供する。ファッション・アパレル事業者、業界全体のブランディング向上を支援する。

 同社は99年の設立以来、一貫してファッション・アパレル業界を主対象に活動してきた。店舗本部販売在庫管理システムや顧客・ポイント情報一元管理システムなど、製品開発からヘルプデスクまでをトータルサポートするシステムソリューションサービスなどを提供している。サービス導入店舗は2万店、取引先ブランドは数百以上と豊富な実績を持つ。

 ウェブロードは、「20年以上にわたって当社を支えてくれたファッション・アパレル業界がコロナ禍で打撃を受けている。少しでも活性化に貢献できれば」(山田年浩ソリューション営業部グループマネージャー)との思いから始めた。

 照明・撮影機材が充実しているだけでなく、大型モニターや音響設備なども揃っており、SNS・EC用の静止画・動画撮影やライブ配信のほか、ファンミーティングや期間限定店スペースなどとしての活用も想定している。阪急宝塚線蛍池駅から徒歩1分、大阪国際空港(伊丹空港)から1.5キロ圏内という立地のため、関西圏のほか、全国のファッション・アパレル企業の情報発信拠点として利用を募る考えだ。

 既にロゴスコーポレーションや丸高衣料が撮影スペースとして利用し好評だったという。

部屋のディスプレーは季節に合わせて変更する予定

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