《大阪・関西万博》ワコールとasken 〝ありたい自分〟に近づくためのヘルスケア体験

2025/06/03 17:30 更新


 ワコールは、3D計測サービスの「スキャンビー」と、askenが提供する食事管理アプリ「あすけん」を組み合わせたヘルスケア体験を大阪・関西万博の会場で提供する。経済産業省が主導する個人の健康医療情報(PHR)サービスの利用拡大やユースケースの創出を目指した「PHR社会実装加速化事業」に、両社がサービス事業者として採択されており、幅広い来場者が集まる万博会場で体験会の開催、サービスの紹介を行うものだ。

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 サービス内容は、ボディースキャナーでスキャン後、ワコール公式アプリ「ワコールカルネ」内で3Dボディーデータや食事管理データを確認できる。ボディーデータを見ての気づきや、どうなりたいかをアプリに入力することで、「一人ひとりの〝ありたい自分〟」に近づくための食事や運動のアドバイスが受けられる仕組みだ。所要時間は約30分。

 6月21~29日に会場内エキスポメッセ「WASSE」で行う。体験予約は満席となったが、会場ではスキャナーやスマートフォンが用意されており、予約の無い人にもサービス内容を紹介する。

 あすけんは、食事画像やバーコードを読み取るだけで、食事のカロリーや栄養素が表示され、個人に合った目標摂取エネルギーや栄養素の過不足が一目でわかる食事管理アプリ。会員数は1200万人を超える。一方、スキャンビーはこの5年で延べ30万人が体験、計測後10分で体に合ったブラのサイズがわかる「わたしに合うブラ診断」、セルフでAI(人工知能)による骨格診断が受けられる「わたしを知る骨格診断」など提供サービスを進化させている。



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