《視点》集中する合同展開催

2025/10/01 06:23 更新NEW!


 生活関連の消費財見本市では東京インターナショナルギフト・ショーの存在感が一段と大きくなっている。BtoB(企業間取引)展では国内最大規模だ。9月展で100回目を迎えた。コロナ禍の時期を除くと安定して伸ばしてきた。

 暮らしの総合展ともいえる展示の幅広さが特徴だが、例えばアパレルや服飾雑貨では「マニコレトウキョウ」などの合同展もギフト・ショー会場内で開き、ファッションを充実させてきた。インテリアでは見本市「リビング&デザイン」を招いてインテリアも拡充させている。

 毎年2月と9月に開催しているが、多くのファッション、雑貨の小規模合同展が開催時期をギフト・ショーに合わせるようになり、展示会が集中するようになった。さらには会場の東京ビッグサイトの近辺や交通至便な場所に会場を移す合同展も増えつつあるほどだ。回遊性が高まり、ギフト・ショーから流れてくる来場者も多いようだ。全国からの集客力の圧倒的な強さを生かさない手はないだろう。

(武)



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