日本で韓国発ファッションの提案が目立ってきた。コスメ、アパレルに続いてバッグを紹介する動きが加速している。韓国でもバッグブランドが増え、ソウルなどに直営店を出す動きも出ている。
日本では三越伊勢丹や阪急などの主要百貨店で韓国バッグの期間限定店を開設するところが今年から増えている。期間限定店はそれなりに好評を得ているということで、百貨店のほか、都心立地の駅ビルからのオファーも急増しているようだ。現状はオンライン販売主体で、市場拡大は簡単ではなく、自ら卸や直販に着手するか、代理店などパートナーと組むか模索しているところが多い。
最近増えているのは韓国伝統生地〝ヌビ〟を使ったバッグだ。韓国のキルト生地で、日本の業者がヌビを手当てして製品化するところも多い。ヌビバッグもまだECが主体で、今後の店頭販売の広がりが注目される。
(武)