《視点》CtoC

2022/08/26 06:23 更新


 最近、CtoC(消費者間取引)サイトをよくのぞく。きっかけはペット。デグーというハムスターのようなややマイナーな小動物を飼い始め、その飼育用品を購入するようになった。BtoC(企業対消費者取引)サイトでも購入できるが、微妙なのが送料。600円のかじり木一つ欲しいと思っても、送料が同額かそれ以上かかる。送料が無料になる金額ラインが結構高かったりして、「今は他に買う物がないんだけど」と二の足を踏みがちだ。

 CtoCサイトでは、1個から送料込みで割安に出ているケースが多く、助かる。ちなみに、メダカも飼っているが、水草を植え付けた流木といったニッチなアイテムも、ペットショップで1000円超するものが、自家栽培で数百円で出ていたりして驚く。そんなわけで、ペット関連でははずれ無しだったが、直近で購入した家具はやや残念な結果だった。ウォルナットとの記載を見て、「むく材でこの安さか」と飛びついたら、ウォルナット色のプリントだったというオチ。BtoCならありえないが、CtoCならば、こちらの確認ミスかと目をつぶった。

 価格、送料、信頼性、接客やアドバイスが必要かどうかなど。商品にマッチする販売手法や在庫配分を提供側が考えるのはもちろん、消費者も学びが必要な時代だなと感じる。

(維)



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