先日、昨年12月に亡くなった平和堂の夏原平和代表取締役会長の「お別れの会」が行われた。会場となった大津市のホテルには多くの車やバスがとまり、コロナ禍以降で久しぶりの大きなお別れの会への参加となった。
参列者からも「すごい、人」「人数制限していなかったら、何人来ていただろう」「さすが滋賀のスーパースター」などという声が聞かれた。会社側では密にならないように午前中は県内関係者、午後は取引先やOB・OGなどと分けていたようだ。感染対策のため、会は献花方式で行われた。
当日配布されたしおりには夏原さんの歩みや平松正嗣社長の御礼などが書かれ、会場で映されていた動画が見られるQRコードが付いていた。夏原さんは地域の教育、文化・芸術活動への支援にも尽力されていた。
ただ当日は「会場内での撮影、インタビューなど報道関係者の取材は一切遠慮下さい」ということだったので、記事は見送らせていただいた。しかし、改めて人間は最後に人望の厚さが表れるものだと考えさせられた。ご冥福をお祈りいたします。
(茂)