《視点》地元の花屋

2020/07/09 06:23 更新


 「地元の方はやはりすごいですね」とは、広域型SCの営業担当者。改装に伴って地域の花屋を導入したそうだが、来店客を引き付ける「イベントをたくさんやってくれる」という。

 その背景にあるのは地元の習慣を熟知していること。いつどんな目的で花が使われるのか分かっていて、品揃えの精度が高いだけでなく、きちんと発信をして仕掛ける。

 新型コロナウイルスは消えておらず、再度の感染拡大が現実のものになりつつある。現時点でそうしたイベント開催には慎重にならざるを得ないが、SC自体、さまざまな競合にさらされるもと、地域密着は欠かせない要素になっている。それを具体化するテナントの存在はディベロッパーにとって心強いところであるのは確か。

 花屋の導入自体はSCとしての欠落を補うものとして計画したそうだが、選んだ地元業者の強みを再確認する形になっている。

 東京はもうすぐお盆。うちでも仏壇を飾る。GMS(総合小売業)に行けばずいぶん前から一揃い売ってはいるのだが、どうしたものか毎年迷ってしまう。近所にこんな花屋があるといいのだが。

(光)


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