《視点》もっと休みやすく

2019/08/08 06:23 更新


 キャンプが盛り上がっている。日本オートキャンプ協会によると18年の参加人口は850万人となり、6年連続で増えた。これに伴い、キャンプ用品市場も拡大。18年は22年ぶりに700億円台になった。自然志向の高まりを背景に、キャンプの通年化や楽しみ方の多様化、個性的な高額品の人気向上などで、人口増加と市場の拡大が進んだ。

 もっとも、総人口に対するキャンパー比率はまだ6.7%に過ぎない。そのため業界を挙げて非キャンパーの取り込みに力を入れるが、そもそも休暇の取りやすい社会環境にならないと、その数値は劇的には増えないだろう。例えばキャンプをゆっくり楽しもうとすれば最低でも2泊はしたいが、カレンダーで3連休は数えるほどで、有給休暇の取得が必須になるからだ。

 確かに「働き方改革」で、以前より余暇を楽しむ人が増えてきたと言われる。しかし、これが大きなムーブメントとなるには、もっと多くの企業・団体で働き手の休暇取得を促進しないといけない。まずは、キャンプ用品業界が率先してみるのはどうだろうか。

(潤)


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