あるEC企業の決算発表で、「日本人はポイントが好きだから、ためるポイントごとに使うECモールを選ぶ。そのために、複数のモールに出店する必要がある」と話していた。自分自身の買い物の仕方を見透かされているようで、思わず苦笑してしまった。
Tポイント、ポンタポイント、楽天ポイントといった共通ポイント、企業や店ごとのポイント、クレジットカードのポイント、航空会社のマイレージなど、気が付けば身の回りはポイントだらけ。ネット上には効率的にポイントをためるノウハウもあふれている。現代版のへそくりのようなものだろうか。
電子マネーやクレジットカード払いの普及で、財布が小型化しているといわれる。スマートフォンのアプリで管理できるポイントも多い。とはいえ、店ごとのポイントカード、クレジットカード、プリペイドカードなど、ポイント関連のカードは増える一方。財布は現金メインのときよりもパンパンだ。
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