近年注目されている「eスポーツ」。コンピューターゲームで対戦して勝敗を決める「エレクトロニックスポーツ」のことだ。海外では巨額の賞金を出す大会もあり、韓国などでは年収1億円を超えるプロゲーマーもいるという。
日本でも競技人口が増えており、今年2月には競技3団体が合併し、JOC(日本オリンピック委員会)への加盟による国際大会への参加を目指している。最近ではSCなどでも海外大会の予選が開催されたり、プロゲーマー養成の専門学校もできており、今年は「eスポーツ元年」とも言われている。
これだけ盛り上がっていると、新しいスポーツウェアの市場にならないかと思うところ。しかし、参加者の服装を見ていると、やはりカジュアルなものが多い。なかには、競技スポーツのようなユニフォームを揃えているチームもある。ゲームによる運動不足も懸念されるところだが、何か新しいウェアの需要創造ができそうな気もする。さらに、ゲームを機会として実際の運動に親しむ人が増えることも期待したいものだ。(茂)